
Blog - 6 なぜ自然栽培を行っているのか、よく考えよう。
これまで自然栽培で生育してきたコーヒーの苗たち、、、生育の良い苗もいる一方で、むしろ多くは生育がきわめてゆっくりで、本当に収穫できるか心配にもなる。近隣の化学肥料を施す慣行農園のコーヒー苗の早い生育状況を見ていると、やはり苗の段階は、せめて有機施肥で生育促進させてから、3~4年後に自然栽培に切り替える方が商業上良いと思うようになる。有機栽培(オーガニック)は、周りに先輩方の成功例もあるから確実性が高いし安心だし。コーヒー苗を植樹いただいたメンバーの方々に自然栽培と有機栽培のどちらが良いかを伺うと、早い生育が期待できる有機栽培を希望する方が多い。私の周りのコーヒー農業者から施肥しないコーヒー栽培は無理、無謀と言われていることを噂で耳にする。
慣行農園よりも自然と人に優しい有機農園の方で十分良い?
なぜ自然栽培を行いたいのかを改めて自問自答するよい機会だと思う。